虚構推理

あらすじ
 主人公・岩永琴子はある日片目片足を失い、代わりに怪異から神?と崇められる存在となっていた。ある日、すごい魔物がいると教えられ出向いた先には桜川九郎という変わり者に出会う。琴子は九郎に恋人になるように要請するが、断られる。しかし、九郎の秘密を知っている琴子はなんとか恋人になることを承諾される。ある日、鋼人七瀬と呼ばれる怪異が暴れまわっていることを知り、退治に出かけることとなる。

評価
★★☆☆☆
ジャンル:レスバトル、アクション

感想
 タイトルと広告から名探偵コナンや、ハルチカ(ハルタとチカは青春する)のような推理ものアニメを期待していた。始まったのは夏目友人帳かと思うような怪異のお悩み解決ものだった。と思いきや、鋼人七瀬という巨乳のお姉さんが怪異として暴れまわる話だった。数話進んでも鋼人七瀬をやっているので、てっきり「あぁ、鋼人七瀬を数話で解決して次の怪異がでてくるのか」と思った。が、最後まで鋼人七瀬と戦っていた。鋼人七瀬は噂から生まれた怪異であり、信じる人次第で強くなったり弱くなったりするらしい。そこで、主人公・琴子はネットでレスバトルを行うことにより、鋼人七瀬はただの噂に過ぎないのだと主張していく。
 人魚の肉を食べると永遠の命が手に入るという話は聞いたことがあった。件(くだん)の肉を食べると死ぬときに未来を見ることができるという話は本作で初めて知った。九郎が人魚の肉と件の肉を食べているチートキャラというのは少し驚きがあった。しかし、九郎の従姉妹のお姉さんも同一の能力を持っており、九郎家族間の戦いだった。話がそこまで進んだ時、主人公が鋼人七瀬を退治していくんだな、いつ推理パートになるのかな、という始まった頃のワクワクはなくなっていた…
 絵は綺麗で、鋼人七瀬はすごい巨乳でかわいいがそれ以外に見どころはなかった。

本作はdアニメ月額見放題対象となっている。(2020年9月時点)