キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦

あらすじ
 高度な科学力を有する帝国に所属する主人公の少年・イスカは戦場で敵国の第2王女・氷禍の魔女 アリスリーゼと出会う。戦場で戦ったことで相手のことを良きライバルと認め合う。
 二人は中立都市で再会し、何度も偶然の出会いをすることとなる。何度も出会い、一緒に出かけるうちに、お互いが平和を望んで戦っていることを知る。しかし、所属する国が敵国ということもあり、それぞれ別の方法で平和を目指すため、戦場で戦い続けることとなる。

評価
★☆☆☆☆
ジャンル:ファンタジー

感想
 毎回クソみたいな出会いをする。またこのパターンか…の繰り返しの気がした。主人公のイスカとアリスが強すぎてわけがわからない事になっている。イスカは4人の部隊となっているが、他の3人と比較できないくらい強い。こんな下っ端にいて良いのか?と思うほどだ。キングダムのようにある程度はじめから強いが、下積みからだんだん強くなっていくタイプの物語ではないため違和感しかなかった。
 中途半端すぎるところで終わる。いかにも俺たちの戦いはこれからだという感じ。12話でオープニングを見せられたのかな?というくらい風呂敷を広げただけで終わる。サリンジャーとは、謎の帝国内のWeb会議は、魔女の国と帝国で裏でつながっているとは、天帝とは、仮面の男とは、魔女になった隊長は…。全く何も進展しないで、出会って、戦って、イチャイチャして、別れる、を繰り返すため、時間の無駄感がすごかった。時間をどう無駄に使うかがアニメの贅沢さとも言えるので、そういう意味ではありかもしれない。素人にはおすすめできない。
 登場人物が基本巨乳なのは良い。ただし、顔の作画が気になる部分は多かった。配信では綺麗になっているのかもしれない。

本作はdアニメストア月額見放題対象となっている。(2021年1月時点)